居合を長く続けるために必須な膝サポーターについて

居合をする上で、居合刀・道着と並んでほぼ必須な膝サポーターについて考察。

膝サポーターの必要性

居合とは、座った状態から演武がはじまる武道です。
つまり板の間で正座になる回数がとてもとても多いのです。

さらに形をやる上で、片膝立ちになったり立った姿勢から膝で着地するものがあったり(形は流派による。田宮流には別名膝クラッシャーと呼ばれる形アリ)、かなり膝を使うことは間違いありません。

もともと膝は二本足歩行の人間にとって間違いなく酷使する部位であることから
居合をする上では、膝を保護することが長く続けていくためには必要となります。

膝サポーターを日常生活で使う方は片膝だけということもあると思いますが、居合で使う場合は両膝に着用します。

膝サポーター比較

膝サポーターは居合用品の中では消耗品に分類されると思います。
それでも年単位では使えますが。

居合用と謳ったサポーターもあれば、バレーボール用のものを使っている方もいます。

バレーボール用

スポーツ用品店で購入可能です。数としては、スポーツ用品店>武具屋さんなので現物を確認しやすいのがいいですね。

薄型
本当に薄い。ちょっと厚めの布というだけ。
そのぶん洗濯をくりかえしても臭くなりにくい。
しかしくたびれてくる。


坂上のもっているサポーターの中では、いちばん高頻度で使用していました。
下半分を折り返し、膝のお皿下を二重になるようにして、保護度を少しでも高めて履きます。
保護度は低いですが、身軽に使えるのがいいんです!

厚手のもの
ウレタンが入っているもので、保護度高めです。
ゴムだけで履くタイプ・面ファスナー(マジックテープ)でとめるタイプなどがあり。


坂上もこれをもってはいるのですが、膝ががっしりホールドされる感じがあまり好きではなく
たまに使う程度。
着用感は個人差があるのでなんとも言えませんが、厚手サポーターを愛用しているひとの方が多数派のようです。

使ったときには薄型に比べてはるかに膝の負担が軽減されていると感じます。
そのかわりこれを着用して正座をすると、床に当たる足首の骨が痛くなりやすいんですよね~
足首の保護サポーターは、袴から見えるのであまり好まれません。

同僚はこれのみ(同じもの)を2年ほど使っています。

居合膝サポーターその結果、たいへん臭くなったようです。もちろん普段は洗濯しつつ使用してはいるのですが、乾きにくく蒸れやすいのでしょうがないところではあります。
素足に直履きでなければ多少はマシになるかとは思います・・・。
このお値段で2年使えれば充分という気はしますがね!

居合用

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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武具屋さんで購入可能。3サイズあるので、膝廻りを計ってMにしました。
バレーボール用とはどう違うのか、実験的に購入し、しばらく使ってみました。
※膝サポーターは、明記されていない限りは「片膝用」なのでご購入の際にはお気をつけください。

厚さはバレーボール用の薄手と厚手の中間くらい。クッション部分がバレーボール用厚手より少し薄いおかげで、膝の当たりも柔らかいです。
厚すぎないおかげで、正座をしても床に当たるところの骨が痛くなりにくい!
これはかなりよいです。

演武のときの保護っぷりも、居合で使う膝の保護と考えたらじゅうぶんです。
さらに厚みがそんなでもないので動きやすい。

今からひとつだけ買うなら、これがいちばんおすすめかも。
やっぱり居合専用のほうがいいのかな?といった感じです。

居合膝サポーターさすが剣士の味方!

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