坂上の所属している団体では、毎年新年に神社へお参りし
その後巻き藁の試し斬りをします。
噂では、夜な夜な自宅で巻き藁を試し斬りする人もいるとか・・・・。
巻き藁とは!
畳表を巻いて、ひもで縛って固定したものです。
固定用の杭に刺して試し斬りに用います。
※弓道の練習で使う巻き藁とは異なります。
こちらは名前のとおり、藁を巻いています。見た目が俵のようです。
試し斬り用の巻き藁は、前日くらいから水につけて準備しておきます。
試し斬りとは!
もともとは出来上がった日本刀の斬れ味を確認するために行ったもの。
江戸時代では、本当に人体で試したようです。恐ろしい・・・・。
現代の、居合でいうところの試し斬りは巻き藁を斬ることが大半なのではないでしょうか。
それなりに準備と後かたづけが大変なので、イベント的な感じで実施されることが多いです。
試し斬りでは「袈裟斬り」で切るのが一般的です。
袈裟切りとは、45度くらいの角度でななめに斬ることです。
スパっといってますねー。
さてそれでは坂上の番です。
先生に指導していただきます。ちなみに坂上は日本刀を振り回すのはこの日が初体験。
力を抜くのがコツだそうです。言うは易し行うは難しという感じです。
やってみましょう。
一刀目!めっちゃ止まりました。
本来は一刀目にもっと上の方を斬って、だんだんと下の方に移動するものだそうです。
あたりまえですがそのほうが1本で斬れる部分が多くなりますからね。
しかし素人坂上はそんな効率を考えているゆとりはありません!
二刀目。刀が先っぽすぎますね。先生の腰が引けているのは気のせいでしょうか・・・・。
ようやく斬れました。ぜったいに先生が逃げる準備していると思うのだが・・・。
それでも3回とも、狙った場所はおなじなのでマシな方だと思いたい!
すぱすぱ斬れると楽しそうですね~。
大量の畳表の残骸を作成して終了です。
居合では「斬る」という感覚はつかめないので、実際に日本刀を使って斬ってみるという体験は貴重ですね!
本身(真剣のこと)が欲しくなりましたが、今のところ手が出ませんです。